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オリジナルTRPG「レジェンズ」のプレイ風景や紹介などをさせて頂いております。 三重県四日市にある「魔王の森」にて随時プレイ中です。


by trpg-legends

風を継ぐ者たち、1

 「魔王の森」にあつまったプレイヤーメンバーは、キャラクターシートやルールブック、追加サプリメントなどを片手に前回の冒険について談笑している。
 年齢のバラバラで、学生から社会人までがこうして同じ立場、違う目線で楽しめてしまうのが、TRPGの魅力なのではないかと感じてしまいます。
 それくらい、今回は年齢バラバラで、男女入り混じったセッションでした。

マスター:さて、では皆さん、そろそろ始めましょうか。
一同:はーい。
マスター:このメンバーでは一度、体験プレイ的にセッションを一度しているのですが、今回から本格的に開始という事で、改めて自己紹介などをして頂きたいと思います。
プレイヤーD(♀):前回から時間もあいていますしね。
プレイヤーA(♂):いやぁ、一応受験生でしたので(笑)。
プレイヤーC(♂):こうして笑って集まれてよかったよな(笑)。
マスター:知らない仲ではないですし、私も安心しています、では、右回りにという事で、プレイヤーAさんからお願いします。
 名前、種族、職業、レギオンなどをざっと紹介していただければいいですよ。
プレイヤーA:はい、では名前はサム=サムで、種族はミノタウロス、職業重戦士で、レギオンはブレイブハートとハウル・フロム・ビヨンドです。
マスター:ミノタウロスの重戦士とはまた、直球勝負できましたね(笑)。
サム=サム:TRPGをやった事がないから、とりあえず「オススメ」を選んでみました。
マスター:良いと思いますよ、無理して特殊な組み合わせにする必要はないですし、TRPGレジェンズは漫画や映画のワンシーンを再現したくて作ってあるから、キャラクターに選択肢が多すぎて、正統派を選んだ方が楽だと思います。
プレイヤーD:レギオンも戦士系で固めましたね(笑)。
マスター:確かにそうですね、レギオンはそのキャラクターの信条や性格、考え方の根本なども示唆しているのですが、自らを律して仲間を守り、強敵を求めるブレイブハートと、命にはすべて意味があり、生き抜こうとする生命力を示すハウル・フロム・ビヨンドは、戦士の心意気そのものです(笑)。
プレイヤーB(♂):なんか、微妙にプレイヤーとあっていないような(笑)。
マスター:いいんですよ、レギオンはキャラクターを表現しているのですから。
サム=サム:まぁ、出来るかぎりがんばるけどさ(笑)。

マスター:ではまぜっかえしていたプレイヤーBさん(笑)。
プレイヤーB:おっと(笑)。 名前はギータ=シェル=ク=ザード、種族はグッフェラーです。
プレイヤーD:グッフェラーって、あの四足の?
マスター:そうですね、非常に大型の犬の背中に、獣人の上半身のみがついている異形の種族です。
ギータ:いやぁ、ハー○ルンの漫画が好きなので、ビジュアルで一発決めでした。
マスター:TRPGレジェンズには30種以上もの種族がイラスト入りで紹介されていますから、ビジュアルから入るのも立派な手段ですよ。 何も能力値の最適化を推奨するゲームではないので。
ギータ:でも、種族の解説に剣の力を信じていて、魔法を軽視しているってあったので、職業は北方騎士にして、レギオンにはブレイブハートとローグウィンドを選びました。
マスター:北方騎士は防御力にすぐれた戦士ですから、爆発的な攻撃力を誇る重戦士のサム=サムとは良いコンビになりそうですね。2人ともブレイブハートを選択しているから、切磋琢磨しているのでしょう(笑)。
 ただし、ギータはローグウィンドも選択しているから、他人を上手く出し抜きたいという意思が強い事になりますね。
サム=サム:利用されないように気をつけます(笑)。
ギータ:実際、○ーメルンでも嫌な奴ですからね(笑)。
プレイヤーD:そうでしたよね(笑)、私あの漫画大好きだったんですよ。今は続編が出ているんですよね。
ギータ:あ、僕それもってますよ、今度お貸ししますよ。
プレイヤーD:本当ですか!是非お願いします!
マスター:ちょっとちょっと、まだ紹介の途中ですから(笑)。
ギータ、プレイヤーD:すいません(笑)。

マスター:それでは、さっきから黙っているプレイヤーCさんどうぞ(笑)。
プレイヤーC:いや、なんて言うか、乗り遅れたというか(笑)。 では、早速、名前はペトロで、種族はアーラエです。
マスター:ヒト族の背中に天使のような羽が生えていて、空を飛べる種族ですね。ちなみに、TRPGレジェンズの世界では、「人間」といった場合、プレイヤーが選択出来る種族すべて(一部迫害種族を除く)をさしていて、我々ホモサピエンスを言う場合は「ヒト」となります。
ペトロ:了解です。 職業は精霊使いで、火を選択していて、レギオンはヒドゥン・ジュエルとゼウス・ゼクス・マギタです。
マスター:精霊使いはこの世界では地、水、火、風、光、闇のいずれかを選択しなくてはいけなくて、選択した精霊と、そのサポート精霊の呪文しか行使できません。
 ですので、ペトロの場合、火の精霊使いですので、サポートの地の精霊までの呪文は行使できますが、他の水、風、光、闇は決して使用する事が出来なくなります。
ペトロ:攻撃呪文が強いから「火」でいいですし、回復呪文が「地」で手に入るので、オイシイと思います。
マスター:実際に強さが実感できるのは、もうすこしレベルアップしてからかもしれませんけれど(笑)。
 それにしてもレギオンが隠された財宝やモンスターへの知識欲であるヒドゥン・ジュエルと、論理こそすべてであり、全ての存在にはそこにある意味があるはずとするゼウス・ゼクス・マギタとはマニアックな組み合わせですね。 感情に左右されない堅物で、秘宝や謎の生物にたいする探求心がおおせいな感じでしょうか(笑)。
ペトロ:んー、そこまでではないつもりだったんだけど、なんとなくキーワードが楽かなぁ、と(笑)。

マスター:では最後にプレイヤーDさんお願いします。
プレイヤーD:あたしの名前はルビー=ダイヤモンド、種族はケンダーで、職業は魔術師。 
マスター:ケンダーはロード・オブ・リングに出てくるホビット達によくにた種族ですね。ヒト族の半分くらいの身長で、陽気でポジティブな種族で、魔術師といったイメージはあまりないですね(笑)。
ルビー:レギオンはゼウス・ゼクス・マギタで、ローグウィンドしていて、実家が盗賊稼業なんだけど、「そんな事していちゃダメだよ!」って感じで家出してきて、真面目な職業につこうと思って、でも真面目の意味を勘違いして魔術師になっちゃったんです(笑)。
マスター:レギオンの方向性を上手にキャラ立てに活かしていますね。 まぁ、真面目に働こうとして、真面目=頭が良い=魔術師って発想はいかにもケンダーっぽいです。

マスター:では、このメンバーで今回の冒険のスタートをきりたいと思います。よろしくお願いします。
一同:お願いしまーす。


○レギオンについて
 TRPGレジェンズでは、キャラクター作成時に、そのキャラクターの信条や性格、内面を表現するレギオンというものを2つ選択します。
 レギオンあきらかにプレイヤーが選択出来ない内容のものもあわせて18種類用意されていて、それぞれその主義とともに、その主旨に基づいたキーワードが決められています。
 プレイヤーは「リンケージカード」というカードをゲーム開始時に4枚受け取り、マスターがシナリオ開始時にする、今回のシナリオの基本的な方向性をきいてから、そのカードに自分のレギオンに決められているキーワードを1枚のカードに1つ記入します。
 ゲーム中、その記入したキーワードがセリフの中に上手に取り込んだ、キャラクターとしてのセリフを喋り、マスターが承認すると、その「リンケージカード」は「覚醒」したものとなります。
 「覚醒」した「リンケージカード」は、使用する事でダメージを軽減したり、ロールを振りなおしたりといった効果があり、さらに使用済の「リンケージカード」を所定の枚数ためたなら、各レギオンごとにある特殊効果を使用する事が出来ます。

 「リンケージカード」の「覚醒」は、プレイヤーの誰かが突出して行なう事が出来ず、4枚のうち、全員が1枚目を「覚醒」しないかぎり、2枚目「覚醒」出来ません。
 レギオンによる「リンケージカード」のルールはキャラクターのキャラ立てとともに、プレイヤーに公平にセリフを喋る機会を提供しています。
by trpg-legends | 2012-04-07 06:40 | 風を継ぐ者たち